【無償レポート進呈】スタートアップ向けエンジニア報酬調査のご案内

組織・人事コンサルティングファームであるマーサーでは、スタートアップを対象にエンジニアの報酬調査を実施します。調査にご参加いただいた企業には、エンジニアの報酬水準をまとめた結果レポートを無料で配布します。

エンジニアの採用・報酬設定にお困りではありませんか?

  • エンジニアの採用が難しい‥‥‥
  • 社員が他社からオファーを受けているようだ‥‥‥
  • 報酬設定は転職エージェントに言われるがまま‥‥‥

このような悩みに直面しているスタートアップは、少なくありません。多くのTech系スタートアップにとって、エンジニアの採用や定着、組織づくりは、自社の成長に向けた重要な課題の一つです。

エンジニアがスタートアップを魅力的に思う要素は多岐に渡りますが、中でも報酬は重要です。優秀なエンジニアを集めるために、市場ではどの程度の報酬が支払われているのか把握して、自社の報酬水準を決めることが求められます。

組織・人事コンサルティングファームであるマーサーでは、スタートアップを対象にエンジニアの報酬調査を実施しています。2023年10月~12月に実施した初回調査では、113社の企業様にご参加いただきました。終了後もレポートのご要望が非常に多いため、この度いつでもご参加いただき最新の結果レポートを無料で取得いただけるよう仕組みを変更することに決定いたしました。

報酬調査に先立ち、本稿ではマーサーのこれまでの知見をもとに、エンジニアの採用と定着のために報酬ベンチマークが必要な理由を解説します(記事を読まずにすぐに報酬調査に参加する方は以下のリンクを押すと、調査内容へジャンプします)。

エンジニアの採用・定着に報酬ベンチマークが重要な理由

スタートアップが成長していくためには、一緒に働く仲間を集める必要がありますが、エンジニアの採用や定着に苦労している企業は多いです。特に「ソフトウェアエンジニア・デザイナー」は、スタートアップにとって最も採用が難しい職種です。

エンジニアは採用困難な職種ダントツ1位


特に採用が困難と感じるポジションや職種はありますか(N=87社。複数回答可 )
出所:マーサー「スタートアップ・ベンチャー企業向け組織・人事領域の取り組みに関する調査」(2022年)

マーサーがスタートアップ向けに実施した調査では、スタートアップ87社のうち51社(59%)が「ソフトウェアエンジニア・デザイナーの採用が難しい」と回答しています。多くのスタートアップが採用に最も苦労している職種は、エンジニアであるといえます。

社員が入社や転職を決める理由は様々ですが、大きな要素の一つに「報酬」があります。特に市場価値を意識するエンジニアにとって、市場水準と比較して十分満足のいく年収を確保できるかは重要です。

そのため、スタートアップには市場報酬を踏まえた適切な報酬設定が求められます。エンジニアの報酬を市場に比べて競争力のある水準にすることで、採用競争力や定着率の向上につながります。また、市場報酬データを参照することで、「うちの報酬は低いらしい」「他社では○○円出しているらしい」といった“印象”ではなく、事実に基づいた意思決定ができるようになります。

市場の報酬水準を参照する場面(例)

一方で、資金が限られるスタートアップは、市場水準以上の高い報酬でエンジニアを採用・定着させることは現実的ではありません。エンジニアにとって魅力的な会社づくりの要素は多岐に渡る中で、まずはその土台として「自社の報酬水準は、市場に対してどの程度の競争力があるのか」を把握しておくと良いです。

エンジニアを魅力付ける要素(例)

エンジニアの市場水準は他職種より高く、報酬体系を分けることも一般的

スタートアップに限らず、エンジニアの報酬水準は他の職種よりも高い傾向にあります。マーサーが実施する総報酬サーベイ(TRS)に基づくと、なかでもデータアナリティクス職の報酬水準は、同年代の全職種に比べて高くなっています。他職種よりも報酬が高いエンジニアを、切り出して報酬を把握する、または報酬水準を検討するのも一案です。

データアナリティクスの市場水準は、他職種に比べて高い

日系企業における職種別の年収比較(年代別)
出所:マーサー「総報酬サーベイ(TRS)」(2022年)

例えば、日系企業に勤務する30代前半の報酬水準は全職種で約560万円であるのに対して、同年代のデータアナリティクス職は約670万円と21%ほど高い水準となっています。

このような市場報酬水準を踏まえ、マーサーが過去に人事制度設計を支援したスタートアップにおいても、エンジニアの報酬体系(報酬制度)を他職種と別体系にすることは多いです。実際にエンジニアの人事制度を切り分けるかどうかは、事業戦略や社員数、エンジニアの役割等を勘案して決める必要があるものの、エンジニアの採用・定着に向けて、各社、制度面でも工夫をしています。

エンジニアと非エンジニアで報酬体系を分けることも多い

スタートアップA社の報酬レンジのイメージ

スタートアップ向けエンジニアの報酬調査の内容

調査内容

スタートアップにおけるエンジニアの報酬について調査したく、貴社の状況についてご回答をお願いいたします。

  • エンジニアの報酬決定方法に関するもの(制度の有無、外国人エンジニアの処遇方法等)

  • エンジニアに対する株式報酬の支給状況
  • エンジニアのうち、15の職種×6つの職層に関する報酬水準 

※貴社に存在する職種×職層の報酬のみご回答いただければ結構です。

報酬調査の対象職種

調査対象の企業

ご参加いただきたい企業様は、以下に該当するスタートアップを想定しています。

  • エンジニアが在籍している企業
  • 社員数300名以下(役員・契約社員含む。派遣・アルバイト・パート除く)
  • 設立20年以下(2003年以降に設立)
  • 日本企業(外資企業の子会社を除く)

ご参加いただいた企業への特典

ご参加いただいた企業には、集計結果のレポートを無料でお送りいたします。レポートの集計は、個社の報酬情報が分からないように行います。

レポートで分かること(例)

  • 他社のエンジニアの報酬水準はどの程度か

    (職種 × 職層別に集計)
  • 他社では、どのようにエンジニアの報酬を設定・管理しているか

  • 他社では、エンジニアの採用・処遇にあたり、どのような工夫をしているか

アウトプットイメージ(報酬水準部分)

※企業規模や、事業ステージ別に詳細集計することを想定しています
※実際の集計方法や、集計の区分は、参加企業数やデータ数を踏まえて決定します

スケジュール

スタートアップ向けエンジニアの報酬調査に参加する

下記からご回答をお願いいたします。
(PC、タブレット、スマートフォンからアクセスできます)

  • 回答にかかる時間は、30分程度です。
  • 1社1名としてご回答いただけますようお願いいたします。また、事業部単位での回答はご遠慮ください。
  • 本調査には、多数のベンチャーキャピタルにも協力をいただき、日本国内の多様なスタートアップ・ベンチャー企業に回答いただく予定です。

本調査の趣旨にご賛同いただけるスタートアップに在籍するお知り合いの方へ共有をお願いできますと幸いです。


FAQ

組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、資産運用におけるサービスを提供するグローバルコンサルティングファームです。組織・人事について豊富な経験を有しており、スタートアップを含む幅広いフェーズ・多様な業界の企業に対して組織人事改革支援をリードしています。

多くのTech系スタートアップが、エンジニアの採用や定着、処遇に大きな課題を感じていることを踏まえ、エンジニアの市場報酬水準等を明らかにするための調査です。調査の結果レポートを無料で配布し、多くのスタートアップの役に立つ情報を提供することを目的としております。

~30分程度を想定しております。なお、貴社にいらっしゃるエンジニアの人数等に応じて、回答時間は変動する可能性がございます。

無料ですので費用はかかりません。

他社のデータとともにレポートに集計して配布いたします。

個社の報酬情報は分からないように集計して作成いたします。

2023年10~12月に実施した調査では113社の企業様に参加いただきました。再開後は113社のデータに追加していく形式となり、より多くの企業様のデータを収集できる予定です。​

※2年間更新のないデータは削除されますので、ご参加後も可能な限り最新のデータに更新いただけますよう、ご協力をお願いいたします。

年2回の配布を予定しております。​

  1. 6月第一週金曜回答フォーム締め … 6月末にレポート送付​

  2. 12月第一週金曜回答フォーム締め … 12月末にレポート送付

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