ハイテク産業の競争力ある給与情報を提供する報酬サーベイ
ソフトウェア、ハードウェア、通信、セミコンダクタなどのハイテク産業に特化した総報酬サーベイです。ハイテク産業特有のポジション(ソフトウェアエンジニア、技術研究開発、データアナリティクス、ITセキュリティ等)を、職務内容、レベルごとに細かくベンチマーク設定が可能です。
ハイテク報酬サーベイ(TRD)とは
マーサーハイテク報酬サーベイ(Total Remuneration Database =TRD)は、ソフトウェア、ハードウェア、通信、セミコンダクタなどのハイテク産業に特化した報酬調査です。
ハイテク産業は景気変動に敏感に反応し、この数年、昇給率も他産業比で最も高くなっています。また、業績連動型(Pay for Performance)の色合いが強く、人材の認識も他産業とは異なるため適切なポリシー設定が求められます。
テクノロジーの進化とともに、求められるスキルも短期のサイクルで変わるため、そのスキルを持つポジション別のベンチマークが重要となります。
近年では、産業の垣根を超えたDX/IT人材の需要からサーベイ参加企業の属性も多様化しています。
ハイテク報酬サーベイ/Total Remuneration Database (TRD)の特徴
ハイテク報酬サーベイ/Total Remuneration Database (TRD)の特徴
- ハイテク産業に特化したサーベイを年2回実施し、ローリングデータベースとして運用しています
- 総報酬サーベイ(TRS)と共通のフレームワークを用いながら、ソフトウェア開発やウェブデザイナー、ゲームディベロッパーなどハイテク特有のベンチマークポジションを設定しています
- アジアパシフィック共通のベンチマークポジションを使用しているため、地域統括会社(リージョン/HQ)とも統一のフォーマットでコミュニケーションが行えます
- 2022年は127社の企業(ハイテク産業のみ)が参加し参加企業・データ数ともに日本最大規模となっています
- 総報酬サーベイ(TRS)同様に、総報酬のコンセプトに基づくサーベイであり、調査のアウトプットはウェブツール(Mercer Win®)を通じて確認・分析を行えます
- 近年需要が高まっているAI人材等のベンチマークもご確認いただけます
ハイテク特有のベンチマークポジションを設定するジョブ
- Game Engine Development (ゲーム業界特有ポジション)
- Online Services Sales (Onlineサービス特有ポジション)
- Software Architecture Engineering (ソフトウェア開発)
- Hardware/Device Test Engineering (ハードウェア開発)
- Network Deployment Project Engineering (ネットワーク構築)
- Cloud Product/Services Sales (クラウド系営業ポジション)
参加企業属性
- 参加企業の多くは日系、外資系ともに多国籍企業となります
- 参加企業はソフトウェア、ハードウェア、サービス等のセクターに分類されます
- 各セクターを代表する企業が参加するサーベイとなっています
ニーズに合わせた自由度の高いデータ分析が可能
任意のマーケット選択が無料で自由自在
- 任意のマーケット選択(ピアグループ)は無料で何度でも設定可能
- マーケット選択(ピアグループ)とは、自社のビジネスや人材の競合となる個別企業を選択し、任意のマーケットを選択できる機能
職能・職務・ジョブ型 すべてに対応
- 職位や年齢を重視する職能給に対応
- 等級や役割の大きさを重視する職務給に対応
- 個別ポジションで見るジョブ型にも対応
充実したお客様サポート体制
データ部門だけで60名規模の圧倒的な人員体制
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