ファイナンシャルウェルビーイング(FWB)診断
このような課題はありませんか?
人的資本経営への関心が高まる中で、ベネフィット制度を通じたファイナンシャルウェルビーイング(FWB)向上は重要な一手です。しかし、福利厚生(ベネフィット)制度の運用には特有の難しさがあります。老齢やケガへの備え、さらには退職給付といった「遠い将来に受け取るメリット」は、給与のように日々の生活で価値を実感しづらいのが実情です。
結果として、多くの企業で「せっかくの制度が宝の持ち腐れになっている」という悩みを人事担当者様から伺います。従業員側が金銭的メリットを正しく認識していない状態は、企業にとって大きな投資の機会損失です。さらに、多様化している従業員のリアルな反応やニーズが見えなくなることで、人事側でも「どの制度を維持し、どこを改善すべきか」の検証が難しくなり、次の一手となる制度設計や運営に活かせないという悪循環が生じてしまいます。
ファイナンシャルウェルビーイングとは
ファイナンシウェルビーイングとは、現在・将来において、経済面での安心感が確保され、また必要な意思決定が十分にできる状態を指します。
ファインシャルウェルビーイングは、一般に次の4つの観点から捉えることができます。
- 現在の収入管理:日々の生活費を無理なく管理し、家計の見直しを実行できること。
- 将来への資産形成:老後やライフイベントに備え、計画的に資産を形成できること。
- リスクへの備え:病気、介護、災害、失業など、予測しにくい出来事に対して備えがあること。
- 意思決定に必要な知識とアドバイス:自分に必要な情報を取得・理解・相談することができ、適切な判断を下せること。
マーサーが提供するサービス
-
従業員サーベイ実施:目的・設問を設計し理解度やニーズを把握
- FWBの現状把握(心理的安定性、満足度、備え実感など)
- ベネフィット制度の理解度測定
- 制度に対するニーズ・期待値の把握
-
効果測定:統計手法に基づき各制度の提供価値を評価
- 理解度低下の要因特定
- 制度改善の優先課題を明確化
- 制度設計ベンチマーク評価
-
従業員説明会:ベネフィット制度に関する包括的な説明会を実施
- サーベイ結果のフィードバック
- 年金・保険専門家による制度説明
期待される効果
| 課題 | 導入後に期待される効果 |
|---|---|
|
|
|
|
|
|
スケジュール概要
受講した人事/従業員の声
「今までは制度を導入するか否か、また設計をどうするか、という点ばかり考えていましたが、「同じ制度でも、理解度が上がれば満足度が向上する」という実データが得られたことで、説明会など運営施策の重要性に気づくことができました。今後は、サーベイで課題を把握 → 説明会で理解促進 → 満足度向上、というサイクルを回していこうと考えています。」
- HRご担当者様
「”制度の理解度が低い”という懸念が、初めて定量的に評価できました。サーベイを通じて従業員のニーズも分かり、改善施策の優先順位を決める際に役立ちました。また、市場での当社のポジションや制度が従業員の会社満足度にどの程度の影響を与えるかが分かったので、経営層への説得材料にもなりました」
- HRご担当者様
「インフレ下で将来の不安が増している中で網羅的に国、会社、自助努力の仕組みを説明いただきましたので、とてもわかりやすく、全体を理解できる良い機会になりました。また、ベネフィット制度の自社ツールのデモも、今後実践していくために非常に有効でした。毎年実施いただきたいです!」
- 従業員様
マーサーFWB(ファイナンシャルウェルビーイング)診断の特徴
-
年金・保険領域の専門家による実装的な分析・説明
単なる調査結果の報告ではなく、実際の制度設計・改善に活かせる分析が特徴
- 結果分析では市場トレンドも踏まえた見解や制度改善の具体的な優先課題を提示
- 年金・保険の複雑な仕組みを、従業員にも分かりやすく説明
- 「老齢」「ケガ」「疾病」など、異なるリスクごとに体系立てて説明
-
豊富な市場データに基づく他社比較
約10,000件のサーベイ回答結果をもとに市場水準を把握
- 退職給付制度の理解度:市場平均値を基準に、貴社の従業員の理解度を相対評価
- 保険制度への関心と理解度ギャップ:どの制度で特にギャップが大きいかを業界水準と比較
- 制度利用経験と理解の相関:「実際に制度を使った人の理解度が高い」など、改善施策の指針となるインサイト
-
アクチュアリーによる高度なデータ分析
回帰分析などの統計手法を用いた分析を実行
- どの要因が従業員の満足度・FWBに最も影響するかを定量的に明確化
- 「理解度向上」と「制度運営の改善」が、従業員の会社満足度にどの程度寄与するかを検証
- 制度改善の投資対効果を可視化し、今後の経営判断を支援
こんな企業様にお勧めです
- ベネフィット制度への従業員満足度が低いと感じている
- 「従業員が制度を理解していない」という定性的な懸念を、データで可視化したい
- 限られた予算の中で、どの制度改善から優先すべきか、判断軸を持ちたい
- 人的資本経営の観点から、自社がFWB向上のために取り組んでいることを対外的にアピールしたい
- 単なる調査ではなく、実際の改善につながるインサイトが欲しい
サンプルアウトプット
よくある質問
Q: 企業はなぜファイナンシャルウェルビーイングに取り組むべきですか?
A: 従業員の経済的不安は、集中力やエンゲージメント、生産性に影響するためです。 企業にとっては、人的資本経営や従業員体験の観点からも重要です。
Q: 福利厚生制度だけでファイナンシャルウェルビーイングは向上しますか?
A: 制度の整備だけでは十分ではありません。 伝達、利用促進、教育、相談、効果測定を含めた運営が不可欠です。
Q: ファイナンシャルウェルビーイングはどう測定しますか?
A: サーベイを通じて、経済的安心感、制度理解度、利用状況、満足度、行動変化などを確認し、改善につなげます。