マーサージャパン、「人と仕事の未来 研究所」第1回懸賞論文募集開始
最優秀作100万円、優秀作50万円、奨励賞30万円、学習院大学経済学部経営学科教授 守島先生らが審査
2024年6月11日
組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、年金・資産運用のグローバルリーダー、マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 草鹿 泰士)が主宰する「人と仕事の未来 研究所」は、第1回懸賞論文の募集を開始しました。当懸賞論文事業は、人事関連の中長期的な課題の解決に向けて研究を支援することを目的に、研究者と実務家を対象として実施します。
当懸賞では、研究奨励金として最優秀作 100万円 優秀作 50万円 奨励賞 30万円の授与を予定しています。
審査委員は、学習院大学 経済学部経営学科教授、一橋大学 名誉教授の守島基博氏、高倉&Company合同会社 共同代表、ロート製薬株式会社 戦略アドバイザーの高倉千春氏、マーサージャパン株式会社 取締役執行役員、人と仕事の未来 研究所 所長の白井正人が務めます。
人と仕事の未来 研究所 所長の白井正人は、今回の懸賞論文の開催にあたって次のようにコメントしています。
「当研究所は、日本経済全体の低成長の要因の一つとなっている人・仕事・雇用に関わる構造的な課題の解決方法を探求し、日本経済や日本企業の成長に寄与することを目指しています。その活動の一環として、今回懸賞論文を実施することにいたしました。当研究所に新しい視点をもたらすことを期待しています」
懸賞論文応募要項
1. 論題
「人、組織、仕事のいずれかに関わるもの」
人的資本経営、雇用の流動化、男女賃金格差、人工知能活用など、様々な論題設定が考え得るが、人、組織、仕事に関わるものであれば、いずれでも構わない。ただし、選定した論題の構造、ないしは、それに対する施策を論ずることを求める。
なお、当懸賞論文事業は、社会や企業経営における課題の解決に向けた取り組みを促進することを意図している。従って、各論文における主張は、データ、統計分析、実験、事例、参考文献等による裏付けを求める一方で、例えば、因果関係が立証されない状況下においても、合理的な推論により原因や施策に関する仮説を主張する等は差し支えない。応募者には、社会や企業経営をより良くするという意味で貢献度の高い論題設定を行い、その論題の構造や施策を自由闊達に論じることを求める。
2. 研究奨励金
最優秀作 100万円 優秀作 50万円 奨励賞 30万円
3. 応募資格
研究者(大学院生も含む)ならびに実務家。2名以上の共同執筆も可とする。
4. 応募論文
未発表の論文で日本語10,000字程度(要旨、グラフ、注記、参考文献は含まず)。
アカデミックフォーマットに則った調査・研究、もしくは、則っていない調査・研究でも引用文献、参考文献などが正確に記述されているもの。
5. 応募締切
2024年9月30日(予定)
6. 審査方法
「論理性」、「独自性」、「創造性」、「影響力」を審査基準とする。審査にあたり、剽窃のチェックを実施する。
審査委員:
守島基博 学習院大学 経済学部経営学科教授、一橋大学 名誉教授
髙倉千春 高倉&Company合同会社 共同代表、三井住友海上火災保険株式会社 社外取締役
白井正人 マーサージャパン 取締役 執行役員 人と仕事の未来 研究所 所長
7. 審査結果
2024年11月下旬を目途に当研究所ホームページにて公表予定。奨励金対象者には個別に連絡する。また、最優秀作は、当研究所機関誌『人と仕事の未来』に掲載する。
8. 応募方法
次の応募専用アドレスを通じて、論文を提出されたい。その際、件名を「懸賞論文応募」とし、氏名、所属を記載されたい。その他の方法での応募は一切受け付けない。
応募先: future-of-work.contest@mercer.com
9. その他
- 応募にあたり著作権法等に関して問題とならないよう十分に留意されたい。奨励金対象論文において問題が発生した場合、奨励金の返還を求める場合がある。
- 本募集要項記載の応募要件を満たさない場合、審査の対象外とすることがある。
- 応募論文等の返却は行わない。
- 奨励金対象論文は、印刷物、インターネット等により公開されることがある。また、その著作権は当研究所に帰属する。
第1回懸賞論文の詳細と併せてご覧ください。