マーサーとマーシュ、日経MOOK『パーパス×サステナブル経営 不確実な時代の羅針盤』の出版を発表
2022年7月25日
組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、資産運用のグローバルリーダー、マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士)と保険仲介とリスクマネジメントの世界的なリーディングカンパニー、マーシュの日本法人であるマーシュ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 中西 主)は、日経MOOK『パーパス×サステナブル経営 不確実な時代の羅針盤』(発行元:日経BP 日本経済新聞出版)の出版を発表した。
パーパスとは「なぜ自分たちは存在し、そのような事業を行うのか(Why)」を表したものであり、それを軸に企業を経営していくのがパーパス経営である。では一体、どのような背景で注目されているのだろうか。本書は、パーパス経営のメリット、策定および手法、実践するうえでの留意点など、これまでマーサーとマーシュが得てきた知見やノウハウ、有識者のインサイトが盛り込まれた書である。
監修: マーサージャパン、マーシュ ジャパン
発行元:日経BP 日本経済新聞出版
発行日:2022年7月26日
定価:1980円(税込)
日経BOOKPLUS、Amazon、主な書店でご購入いただけます
●第1部 サステナビリティを実現するパーパス経営とは
・序章 パーパス×サステナブル経営
・巻頭対談 時代が求めるサステナブル経営、パーパス経営、そしてジョブ型雇用
成蹊学園 学園長 江川 雅子氏
マーサージャパン 代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士
・第1章 パーパス経営とは何か
●第2部 不確実性の時代における人・組織戦略
・第2章 パーパス経営とジョブ型雇用の融合
・鼎談 五常グループに見る社会事業の人・組織戦略
五常・アンド・カンパニー 代表執行役 慎 泰俊氏
五常・アンド・カンパニー CFO 堅田 航平氏
マーサージャパン 組織・人事変革コンサルティング部門 代表 山内 博雄
・第3章 新たな組織力の獲得へ
・先進事例 多様性の高い組織ほどミッション、バリューの明快な発信が不可欠
メルカリ 執行役員 CHRO 木下 達夫氏
マーサージャパン 組織・人事変革コンサルティング プリンシパル 佐々木 玲子
マーサージャパン 組織・人事変革コンサルティング シニアマネージャー 金子 友美
●第3部 不確実性の時代を生き残る7つの論点
・第4章 サステナビリティを実現するリスクマネジメント
・序論 リスクマネジメント
#01 気候変動×気象データ: 膨大な気象データ分析とリスクマネジメントの融合で付加価値を創造
ウェザーニューズ 代表取締役社長 最高経営責任者 草開 千仁氏
マーシュジャパン 代表取締役社長 中西 主
#02 気候変動×補償ギャップ
#03 再生可能エネルギー
#04 EV(電気自動車)
・対談 サステナビリティ経営に求められるリスク管理の重要性
日本政策投資銀行 産業調査部 兼 サステナブルソリューション部 兼 経営企画部調査役 (取材当時。現在は業務企画部イノベーション推進室)蛭間 芳樹氏
マーシュブローカージャパン シニアバイスプレジデント 安達 雅之
#05 事業継続計画(BCP)
#06 地政学リスク
#07 サイバーリスク: リスクへの経営判断を支援する体制づくりを
NTT 技術企画部門 セキュリティ・アンド・トラスト室 チーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト 松原 実穂子氏
出版にあたり、マーサージャパン 代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士は、次のように述べている。
「パーパス経営への注目が高まっています。実践にあたっては、自社が置かれている外部環境の変化を認識した上で経営戦略を構築し、それを実現する組織と人事戦略・運営が重要なファクターとなります。同時に、外部環境が想定外に変化することへの適切なリスクマネジメントも欠かせません。本書は、この2つの課題について、組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、資産運用のグローバルリーダーであるマーサーと、保険仲介とリスクアドバイザリーの世界的リーディングカンパニーであるマーシュが、その知見を散りばめている画期的な書です。パーパス経営を目指す経営層の方々に是非手に取っていただきたい一冊です」
マーシュ ジャパン株式会社 代表取締役社長 中西 主は、以下のように語る。
「ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする地政学リスクに加え、気候変動リスクやサイバーリスクの高まりなど、世界全体に先を見通せない不確実性が蔓延し、企業経営は極めて多くの変動要因に晒されています。リスクが巨大化、複雑化、深刻化する環境下で企業のサステナブルな成長の鍵となるのが、不確実性を最小化しレジリエンスを実現する最適なリスクマネジメントの実践と、従業員や社会から共感を得るパーパスの浸透です。リスクが顕在化し事業継続が困難になった場合、パーパスが何であるかによって、優先すべき事業が決まり、優先して取組むべきリスクが決まります。マーシュは、企業のパーパス経営とサステナブルな経営、リスクマネジメントを通して支援してまいります」
『パーパス×サステナブル経営 不確実な時代の羅針盤』の詳細も併せてご確認ください。