新たな章のはじまり

マーサージャパン、企業の人事機能再設計に向けた分析ツール(HOS)の提供を開始 

2025年5月1日

組織・人事、福利厚生・ウェルビーイング、年金・資産運用のグローバルリーダー、マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長草鹿 泰士)は、企業の人事機能再設計に向けた分析ツール(HR Operations Scanner、「HOS」)の日本での提供開始を発表した。

労働人口の減少や人材流動化の加速、労働者の就労意識の変化などを背景に、日本の労働市場は大きく変化しており、これに伴い人事機能や組織に期待される役割も変化している。今後の人事機能は経営戦略実現のために、適所適材・適時適価での人材調達と活用を促す経営の戦略的パートナーとしての役割を期待されているが、人事機能は様々な課題を抱えており変革が進んでいない現状にある。

HOSは、500を超える人事業務を記した業務辞書から各担当者が従事している活動を入力することで、既存の人事担当者がどのような業務にどの程度時間を費やしているかを可視化し、経営の戦略的パートナーとして本来実施すべき業務やそれらの業務に割く時間を捻出する上での業務プロセス・業務分掌上の改善点を特定するサーベイツールである。

マーサージャパンの組織・人事変革コンサルティング部門で人事機能変革・デジタル戦略プラクティスリーダーを務める江口智彬は、本リリースについて次のようにコメントする。

「古くから人事業務の効率化は企業の重要な課題の一つでしたが、多くの場合、既存の人事業務をいかに効率化するかに焦点が当てられてきました。一方、HOSはマーサーの保有する人事業務辞書をベースとし、これからの人事業務をいかに効率的に運営するか」に重点を置いた調査ツールです。そのため、単にオペレーションの効率化余地を明らかにするだけでなく、戦略的な人事への転換に向けて、まだ実施できていない業務は何か、その業務を実施する上で人事部門の役割分担はどうあるべきか、を明確にすることができます」

Mercer HR Operations Scanner(HOS)の詳細も併せてご確認ください。

マーサーについて

マーサーは、マーシュ・マクレナン(NYSE: MMC)の一員であり、クライアントの投資目標の実現、仕事の未来の形成、従業員の健康、退職後における生活の質の向上を支援しています。マーシュ・マクレナンは、リスク、戦略、人的資本の領域におけるグローバルリーダーであり、マーシュガイ・カーペンターマーサーオリバー・ワイマンの4つの事業を通じて、世界130ヵ国にわたるクライアントに対しアドバイスを提供しています。年間総収入240億米ドル超、総勢約90,000名以上のスタッフを擁するマーシュ・マクレナンは、未来への確かな視点を通じて、ビジネスを成功へと導くサポートをしています。詳細についてはmarshmclennan.com、あるいはLinkedIn 、 Xをご覧ください。