従業員福利厚生テクノロジー動向レポート

従業員福利厚生テクノロジーの動向
従業員福利厚生プログラムと、それを提供、管理、報告するチームは、経営幹部の注目を集め、スポットライトを浴びるようになりました。世界的に一貫した従業員エクスペリエンスを提供することの重要性も、パンデミックにより急激に高まっています。ウェルビーイングは当然のことながら、支援や資金調達の面で重視され、従業員の福利厚生やテクノロジーへの投資も軒並み増加しました。しかし、データやアナリティクスの利用を最大化するには、依然として大きな課題があります。
かつて昨年対比でこのような変化が報告されたことはありません
- 85%の組織が、パンデミックに対応して福利厚生のオファーを変更
- 80%の組織が、従業員が使用する福利厚生の変化を報告
- 72%の組織において社員1人当たりの福利厚生支出が増加
- 60%の組織において従業員のウェルビーイングへの投資が増加
パンデミックにより、67%の組織において人事を一元化する計画が加速しました。
従業員福利厚生テクノロジーの動向
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データ分析能力を重視するHRチーム
ほとんどの組織がパンデミックに対応して福利厚生を変更し、10社に7社以上が全体的に支出を増やしました。しかし、このようなコスト増に伴い、人事・福利厚生チームの88%が経営幹部からの関与をより強く感じています。マーサーの調査結果によると、雇用主は、自分たちが行った変更が従業員にどのような影響を与えたかを証明するためのデータの活用に苦慮していることが分かりました。組織の5分の1は、その報告内で従業員データをまったく使用していません。彼らは以下のようないくつかの重要な障壁に直面しています。
従業員データの保存と使用に関する懸念、多すぎるデータソース、人事チームの時間不足など、従業員データを使用して福利厚生を報告する際に雇用主が直面する上位ブロッカーを示しています。
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