概要
近年、人的資本は「開示のテーマ」から「企業価値を左右する経営アジェンダ」へと進化しています。欧州の賃金透明性指令、ISSB・SASB、ISO30414:2025や日本の金融庁による有報改訂など、国内外の開示基準は急速に高度化し、投資家は人的資本情報を“経営戦略の実現可能性を測る指標”として評価し始めています。
一方で、日本企業の多くは、
- 経営戦略と人材戦略の接続
- 経営インパクトにつながるKPI設計
- データ基盤・システム統合
- ストーリーと開示の一貫性
といった領域で課題を抱えています。
本セミナーでは、以下の専門家が登壇し、経営戦略と連動した人的資本経営の「実務的な作り方」を共有します:
Unipos株式会社の田中 弦様は日本企業における人的資本開示に関するIR資料を網羅的に把握していらっしゃるお立場から、人的資本経営の開示の先進事例を紐解きます。
また、マーケットリバー株式会社の市川 祐子様は、事業会社での豊富なIR実務のご経験をお持ちで、投資家の評価軸や情報開示のあり方という視点から人的資本情報の見せ方を解説します。
これらに加え、MercerのKPI設計・HRデータ利活用の専門知見を統合することで、「経営戦略通りに成果を生む人的資本経営」の設計図を立体的に描きます。経営陣・人事・IR・情報システムそれぞれの立場ですぐに活用できるフレーム、KPI、他社事例を提示します。
プログラム
i 投資家が期待する「人的資本経営」
資産運用コンサルティング部門
プリンシパル リード・リサーチスペシャリスト 若槻 学
プリンシパル 人事機能変革・デジタル戦略プラクティスリーダー
江口 智彬
プリンシパル 人事機能変革・デジタル戦略プラクティス
阿久津 純一
野石 龍平
ゲストご登壇者
田中 弦様
代表取締役会長
Unipos 株式会社
1999 年ソフトバンク社インターネット部門一期生。経営戦略コンサルティングのコー ポレイトディレクション社、ネットエイジグループ(現ユナイテッド社)執行役員を 経て、2005 年 Fringe81 社(現 Unipos 社)を創業。 人と組織の力を引き出す「Unipos」の提供やコンサルティングを中心に活動。人的資 本経営専門家として経営戦略と人事戦略を紐づけるための「人的資本経営フレームワ ーク(田中弦モデル)」の公開や独自の見解を発信したことで注目を集め、メディアへ の出演多数。 「5000 の事例から導き出した 日本企業最後の伸びしろ 人的資本経営大全(東洋経済 新報社)」など著者あり。
市川 祐子様
代表取締役
マーケットリバー株式会社
楽天(現 楽天グループ)、NECエレクトロニクス(現 ルネサスエレクトロニクス)で合計15年にわたりIR(投資家向け広報)を担当。2016年に楽天IR部長に就任し、企業の財務・成長戦略とIRの連動に深く携わる。2019年に会社を設立し、企業向けにIR・資本市場戦略などのコンサルティングを行うほか、複数企業の社外役員を務める。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。一橋大学財務リーダーシップ・プログラム(HFLP)非常勤講師。著書に『楽天IR戦記「株を買ってもらえる会社」のつくり方』『有力投資家が明かす「株価」と「採用」に効く人的資本経営』(いずれも日経BP)など。 1993年慶応義塾大学理工学部卒
対象者
※企業向けセミナーのため、会社メールアドレスでのご登録、ご参加をお願いします。フリーアドレスでのご登録はご遠慮くださいますようお願いいたします。
日時
2026年3月6日(金)
16:00-17:30
参加費
無料
開催方法
オンライン (Zoom)