Haruka Funabiki

• マーサージャパンに新卒で入社して以来、一貫して組織・人事コンサルティングに従事
• 東京大学教養学部教養学科卒業

• 経営幹部サクセッション・プランニング
• 役員報酬制度設計
• グローバル人事制度設計

• IT企業　経営幹部サクセッション・プランニング
• 金融機関　人事制度改革
• 物流会社業　グループ経営基盤構築
• 建設会社業　グローバル人事制度設計　他多数数

「日系企業のグローバル化に携わりたい」と考え、コンサルティングファームや金融系の企業を中心に就職活動をしていました。クライアントが抱える課題やプロジェクト事例についてお聞きする中で、グローバル化の課題は「人」や「組織」に起因する側面が大きいのではないかと感じたことが、組織・人事コンサルティングファームに興味を持ったきっかけです。マーサーであれば、グローバルのナレッジやネットワークを活用しながら、このような課題に取り組む機会が豊富にあるのではないかと思い、入社を決めました。

実際に、入社して最初のプロジェクトでは日系企業の海外拠点における人事制度設計を支援させていただいたのですが、海外出張に行ったり、マーサーの海外オフィスと連携したりと、入社早々刺激的な日々を送ることができました。

また、ファーストキャリアを選択する上では、コンサルティングのベーススキルと経営視点での「組織・人」という専門性の両方を身に着けることができる点も魅力に感じました。

グローバルプロジェクトで、クライアントの国内・海外の役員が参加する会議のファシリテーションを任せていただけたことは、非常にチャレンジングな経験でした。チームの協力のもと、無事会議を締めくくることはできましたが、個人としては「もっと話に説得力を持たせられなかったか」「誰もが発言しやすい雰囲気を作れなかったか」等、課題の残るものでした。

その後も各ステークホルダーと個別に議論を重ねる中で関係を築いていき、率直なご意見をいただけるようになった時には、個人的に非常に嬉しく思いました。

このように、若手のうちからクライアントの役員の方々と直接お話させていただく機会があるのは、チャレンジングであるとともに、経営のダイナミックさを間近で感じることができ、マーサーにおけるコンサルティングの醍醐味であると感じています。

ポジティブな意味で「こぢんまりした組織」であると私は思います。プロジェクトチームは3-4人程度が標準的であるため、ジュニアは補佐的な役割ではなく、中核メンバーとして貢献することが期待されています。だからこそチームとしても、丁寧に関係性を築いたり、時間をかけて徹底的にディスカッションしたりと、ジュニア含めそれぞれが力を発揮しやすい環境作りに自然と取り組めているのではないかと感じます。

私自身、最近はチーム内での役割が変わりつつあり、メンバーを指導する場面が増えてきましたが、「一方的な指導」という意識は全くなく、ディスカッションを通じて「一緒に作り上げる」ことで、より良いアウトプットが生まれるということを日々実感しています。

直近の目標は、マネージャーとしてのコアスキルを習得することと、コーポレートガバナンスの領域における専門性を深めることです。マーサーでは組織・人に関わる幅広い分野を扱っていますが、私個人としては、自分の核となる領域をまず1つ深めてみたいと考えています。コーポレートガバナンスは、近年日本でホットなトピックで、企業の中長期的パフォーマンスを左右する重大な経営課題です。マーサーグローバルのネットワークを活用して海外のプラクティスについて学びながら、日本における最前線の取り組みに寄り添えることにやりがいを感じています。

将来的には、上記の経験やスキルを活かしつつ、経営陣の近くで組織の変革を支えるような事業会社での仕事にも挑戦してみたいと考えています。

私にとってマーサーは、チャレンジを後押ししてくれる居心地の良い職場です。個性豊かな社員が在籍しており、仕事にとどまらず学びの多い日々を送っています。 グローバルな環境で働きたい方や、ユニークな成長環境を探している方にも、フィットするのではないかと思います。
皆さまと一緒に働けることを心より楽しみにしております！