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Dialogue

コンサルタント対談 篠本 祐介 × 藤原 澪緒

対談参加者

篠本 祐介

関西オフィス所属 関西地域統括

事業会社にて営業・人事企画、総合系コンサルティングファームにて人事領域のコンサルティングを経験しマーサージャパンに参画。グローバル企業に対する組織・人事戦略策定、人事制度改革、導入支援等のプロジェクトに多数従事。マーサー東京オフィス、上海オフィスを経て、2023年より関西オフィスの組織・人事変革コンサルティング部門の責任者を務めている。

京都大学工学部卒、京都大学大学院工学研究科修了

藤原 澪緒

関西オフィス所属 関西地域担当

新卒でマーサージャパンに入社後、IT、エネルギー、製薬、サービス、および製造業を対象に、要員計画策定、人事制度設計、ジョブスキル体系策定、人件費分析・適正化、M&A(HR DD)等、組織・人事領域における様々なプロジェクトに参画。2024年に関西オフィスへ異動し、マーケティング活動や提案活動にも従事。

京都大学文学部卒


お二人がマーサージャパン(以下、マーサー)に入社した経緯をそれぞれ教えていただけますか?

篠本:新卒で入社した日系証券会社では、営業を経験した後に人事部へ異動しました。社内人事としての仕事にやりがいは感じていたものの、社外のお客様に向き合う仕事の方が自分に合っているのではないかと考え、外資系総合コンサルティングファームへ転職し、組織・人事コンサルタントとしてのキャリアをスタートしました。マーサーは組織・人事におけるトップファームであり、日本におけるリーディングカンパニーに対してサービス提供ができる点や、グローバル案件が豊富であること、また人事領域に特化しているからこそ、その中でより深く幅広い経験を積んでいけることが、マーサーへの転職の決め手となりました。

藤原:私は新卒でマーサーに入社しました 。大学で心理学を学んでいたため、心理学が実社会で活用される分野として組織・人事コンサルティングファームに魅力を感じ、マーサーの選考を受けました。就職活動をしていた当初は、大学院へ進学する道も考えていましたが、マーサーの選考を受けるうちに組織・人事コンサルティングという仕事への関心が高まったこと、また、社員の人柄や落ち着いた社風が自身にフィットしていると感じ、最終的に入社を決意しました。

お二人は社内異動制度を利用して、東京から地域オフィス(関西)へ所属を変更されましたよね。その理由についてお聞かせいただけますか?

篠本:2点あります。まず、新しいチームをゼロから作り上げられるところに魅力を感じました。これまでも関西のクライアントをご支援していましたが、私が関西オフィスへ異動した2023年は、組織・人事コンサルティング部門として本格的に関西オフィスを立ち上げた最初の年であり、どのような組織・チームにしていくかゼロから考えることが求められるステージでした。2点目は、クライアントとの関わり方です。東京では、有難いことにクライアントからのお問合せでプロジェクトをスタートするケースが少なくない一方、立ち上げたばかりの関西オフィスではクライアントを新規に開拓する必要がありました。自組織やクライアントをゼロベースで開拓していく、その両方に惹かれました。

藤原:地域オフィスでは、若手のメンバーもクライアントを新規開拓することが求められます。そのため、若手であってもまだクライアントではない企業様と接点を持つ営業活動やマーケティング活動、さらには、プロジェクトの提案活動にも関わることが可能です。 コンサルティングのデリバリーだけではない多様な経験に魅力を感じ、関西オフィスへの異動を希望しました。

東京オフィスと地域オフィスとではビジネスの進め方も異なると伺いました。具体的にどのような違いがありますか?

篠本:先にも述べたように、東京ではマーサーの知名度や実績が豊富であることから、クライアントとなる企業側からのアプローチを頂くことも多いのですが、首都圏以外においては企業からの認知もまだまだ十分ではないことから、こちら側から企業に働きかける必要があります。そこで、セールスを専門としているメンバーも交えて様々なセミナーを行い、企業と接点を持つ仕掛けを作っています。
藤原:小規模なチームであるからこそ、若手も積極的に意見を出し、マーケティングの施策から考えることを求められる環境です。ダイレクトに意思決定に絡むことにより、当事者意識がより強くなりました。

篠本さんは他のコンサルティングファームのご経験もお持ちですが、マーサーならではのアプローチを感じることはありますか?

篠本:組織・人事に関するコンサルティングサービスを上流から下流まで一気通貫でご支援が可能な点です。特に、豊富な報酬関連のデータベースを活用したコンサルティングや、年金・福利厚生を扱う部門と協働することで、クライアントの組織・人事に関するさまざまなお悩みに対応できることは大きな強みであると思います。また、マーサーの海外拠点とのシームレスな連携によりグローバルでのサービスを提供できることも特徴と言えます。

藤原:部門を超えて一緒にセミナーや提案活動を行う機会も増えています。そのため、マーサー全体としてどのようなサービスを提供できるか、自身が所属する部門以外の業務も含めてマーサーのことを改めて深く理解した上で魅力を訴求することが求められており、まさにOne Mercerを体現しやすいチームです。必然的に他部門や東京オフィスとの連携の機会も多く、それにより社内の人脈も広がり、またマーサー全体への理解が深まるにつれて、地域オフィスとして提案できるバリエーションが増える等、会社や個人にとって良いサイクルに繋がるため、One Mercerでのアプローチが実践できていることはマーサーならではの強みだと感じます。

地域オフィスは関西からスタートして、九州、中部と拡大していますが、各地域においてステージの違いは感じられますか?

篠本:関西オフィスは0→1のフェーズを終え、まさに10→100に成長するステージです。とはいえ、特定業界のクライアント開拓等、これまでとは異なる施策を実施する0→1の部分もあります。例えば、これまで培ってきた意思決定の速さ・機動力の高さを活かして、関西地域の大学とのコラボイベントといった、新しい取り組みも実施しています。

藤原:関西が経験したゼロから掘り起こしていくステージは、2025年の今、中部オフィスが迎えているところです。各地域オフィスで様々なステージを迎えていますが、地域の特色は異なるため、どの地域でも一からアプローチを模索する面白さがあります。最近では、マーサーが各地域で開催しているHR Forumというクライアントの人事関係者の方を対象としたイベントの企画に携わった際にも、その違いを実感しました。私は関西オフィス・福岡(九州)オフィスそれぞれのForum運営に携わったのですが、関西と福岡とでは、どのような企業様を対象に/何を目的としてForumを実施するのか、また、当日ご参加いただく方の階層や業界を踏まえどのようにコンテンツを設計するのが適切か等、地域ごとの違いがあり、大変学びになりました。

ここまで魅力的な地域オフィスならではの働き方をご紹介いただきましたが、今後はどのようなチャレンジを各々考えていらっしゃいますか?

篠本:ここまで順調に拡大してきた関西オフィスではありますが、今後は東京オフィス・福岡オフィス・中部オフィスとの連携をより強化し、地域におけるマーサーのビジネスをさらに発展させていくことが、私自身のチャレンジでありミッションであると考えています。関西オフィスは数年後には30名ほどの体制をイメージしており、地域独自での採用も積極的に行っていく予定です。
藤原:イベントやセミナーの場で直接クライアントのお悩みをお伺いする機会に恵まれたことにより、今クライアントが抱えている課題、もっと広い視点で捉えると、「社会全体としての課題」を実感します。今後は、クライアントそれぞれの目線をより一層意識して、提案・受注からデリバリーのサイクルを経て、コンサルタントとして一段上のレベルを目指していきたいです。提案活動は必ずしも地域オフィスに限りませんが、拡大フェーズであるため若手も提案活動に参加しやすい風潮があるのは事実です。こうした環境を活かし、イベント企画やセミナー運営に加えて、クライアントから直接フィードバックを受ける提案活動にも、これまで以上に積極的に取り組んでいきたいです。

今後も地域オフィスは拠点拡大を検討していくと思われますが、具体的にどのような方が活躍されると思いますか?また、どのような方にご入社いただきたいでしょうか?

篠本:関西・福岡・中部の各オフィスにおいて、地域の成長とともに組織も大きくなっていくダイナミズムを味わえるのではないでしょうか。「どうすればこの地域でのマーサーの認知度を向上させることができる?」を自分たちで試行錯誤しながら活動できるのは、今だからこそ経験できることだと思います。そうした状況を楽しめる人にとっては、非常に良い環境でしょう。これから入社する方々と一緒に組織を作り上げていくことになるため、ご自身のアイディアや意見を取り入れる余地の大きいタイミングです。実際に関西オフィスでは「こういうことをやりたいです」「こんなことはできませんか」といった提案が日々飛び交っています。マーサーには、多様な経歴や志向をもつ方が集まっていて、立場や経験年数、勤続年数に関わらず、お互いを尊重し合う文化があります。お客様のために価値を創出したい方、一緒に関西オフィスを大きくしていきたい方にぜひ来ていただきたいです。

藤原:篠本さんもお話しされたように、自発的に様々な物事をドライブできる突破力は地域オフィスにおいて特に重要な資質です。また、地域オフィスは自分たちで組織を作り上げていくことが求められるため、組織やチームの一員であるという当事者意識の強い方は、どんどん前に出ることができますし、活躍の場面が多くあると思います。

最後にマーサーでのキャリアを考えている方にお二人からそれぞれメッセージをお願いします。

篠本:組織・人事のコンサルタントとして、私が特に重要だと思うのはマインドセットです。お客様あってのビジネスですので、「クライアントのお役に立ちたい」「会社がより良い方向に進んでいくお手伝いをしたい」という気持ちをもった熱量の高い方に来ていただきたいです。組織・人事コンサルタントの仕事は、直接的には人事や経営者の皆さまと相対していますが、最終的には従業員一人ひとりの給料や評価を決定づける重要なものです。ロジックだけで完結する仕事ではありません。感情面も重要な要素になるため、「情と理のバランス」を取って仕事を進めていける方が、この仕事に向いていると考えます。

藤原:新卒でどの会社に入るのかというのは、多くの方にとって、選択を求められる重要な場面だと思います。その中で、組織・人事×コンサルティング×グローバルのマーサーへ入社するということが、ご自身のバックグラウンドやキャリアの志向にぴったりと合うという方もいれば、組織・人事に関心はあるけれども大学でのバックグラウンドはない、あるいは組織・人事領域に絞ることに少し迷いがある、という方もいるかもしれません。私からそうした方に是非お伝えしたいのは、組織・人事領域の課題を抱えているクライアントは数多くいらっしゃり、学生時代に想像していたよりもずっとニーズが高いということです。組織・人事領域は、社内での施策や取り組みの効果を明確に測ることが難しい/効果が表れるまでに時間を要することも多く、また、クライアントによって課題を抱かれた背景も様々であるため、数値や過去の事例だけではすぐに答えを出すことができない領域です。だからこそ、その中でもクライアントにとっては何が最適かを悩み・考え、クライアントの現実を少しでも良いものへ変えていくこの仕事に、私はとても魅力を感じます。組織・人事領域に関心がある方や、クライアントのご支援に熱意・やりがいを感じる方と、ご一緒できる日を楽しみにしております。