生活環境について、客観的かつ継続的に評価しスコア化

都市別ハードシップ評価スコア(Hardship Evaluation Score )は、日本人駐在員用に駐在地の生活環境について、恣意性を排し客観的かつ継続的に第三者の立場で評価しスコア化したものです。

日本人駐在員に特化した項目を含む43の評価項目を設定し、その内容別に10カテゴリーに分類しています。

1. 自然環境
2. 戦争および政情不安
3. 犯罪およびいやがらせ
4. 隔離度
5. 病気および衛生
6. 病院および医師
7. 住宅および住環境
8. 教育施設
9. レクリエーション
10. 生活物資およびサービス

「Hardship Evaluation Score 都市別ハードシップ評価スコア」の内容

全都市を共通基準で評価することにより、各都市の客観的なハードシップレベルを知ることが可能です。
Hardship Evaluation Score 都市別ハードシップ評価スコアは次のような課題解決に有益なデータです。

設定までの情報収集・設定後のメンテナンス
自社によるハードシップ手当設定にかかる時間・工数の大幅な削減が可能です。

駐在員・社内関係者への説明
第三者の立場で評価され、恣意性の排除が可能です。

「Hardship Evaluation Score 都市別ハードシップ評価スコア」参考資料

【標準提供87都市】

アジア・オセアニア
オーストラリア シドニー      
中国 北京 長春 成都 重慶
  大連 東莞 仏山 広州
  杭州 南京 南通 青島
  上海 瀋陽 深セン 蘇州
  天津 武漢 無錫 アモイ
  西安 中山 珠海  
バングラデシュ ダッカ      
香港 香港      
インド ベンガルール チェンナイ グルガオン  
  ムンバイ ニムラナ ニューデリー  
インドネシア ジャカルタ      
韓国 プサン ソウル    
マレーシア ジョホールバル クアラルンプール ペナン  
ミャンマー ヤンゴン      
パキスタン カラチ      
フィリピン マニラ      
シンガポール シンガポール      
スリランカ コロンボ      
台湾 高雄 台中 台北  
タイ バンコク ラヨーン/シラチャ    
ベトナム ハノイ ホーチミン    
中東・アフリカ
バーレン マナマ    
カタール ドーハ    
サウジアラビア アルコバール/ダンマン ジェッダ リヤド
アラブ首長国連邦 アブダビ ドバイ  
エジプト カイロ    
南アフリカ ヨハネスブルグ    
ヨーロッパ
ベルギー ブリュッセル  
チェコ プラハ  
フランス パリ  
ドイツ デュッセルドルフ フランクフルト
ハンガリー ブダペスト  
イタリア ミラノ  
オランダ アムステルダム  
ポーランド ワルシャワ  
スウェーデン ストックホルム  
トルコ イスタンブール  
イギリス ロンドン  
北米
カナダ トロント      
アメリカ合衆国 シカゴ デトロイト ロサンゼルス ニューヨーク
  サンノゼ      
中南米
アルゼンチン ブエノスアイレス    
ブラジル マナウス リオデジャネイロ サンパウロ
チリ サンチャゴ    
コロンビア ボゴタ    
メキシコ メキシコシティ    
パナマ パナマシティ    
ペルー リマ    
ベネズエラ カラカス    

【特別提供84都市】

アジア・オセアニア
オーストラリア ブリスベン メルボルン    
カンボジア プノンペン      
中国      常熟 常州 福州 合肥
恵州 済南 寧波 煙台
鄭州      
インド コルカタ プネ ヴァドーダラー  
インドネシア スラバヤ      
カザフスタン アルマティ      
ラオス ビエンチャン      
マレーシア クアンタン マラッカ    
モンゴル ウランバートル      
ニュージーランド オークランド      
フィリピン セブ      
台湾 新竹      
タイ アユタヤ チェンマイ カビンブリ  
ベトナム ハイフォン      
中東・アフリカ
アルジェリア アルジェ  
イラン テヘラン  
イスラエル テルアビブ  
ヨルダン アンマン  
ケニア ナイロビ  
クウェート クウェートシティ  
ナイジェリア アブジャ  
セネガル ダカール  
南アフリカ ケープタウン ダーバン
ヨーロッパ
フィンランド ヘルシンキ      
フランス リヨン ニース    
ドイツ ベルリン ケルン ライプツィヒ ミュンヘン
ノルウェー オスロ      
ポーランド ヴロツワフ      
ルーマニア ブカレスト      
スペイン バルセロナ マドリード    
スイス バーゼル ジュネーブ    
イギリス マンチェスター      
北米
カナダ カルガリー モントリオール    
アメリカ合衆国 アトランタ ボストン シャーロット シンシナティ
ダラス デンバー エルパソ グアム
ヒューストン インディアナポリス レキシントン ルイビル
ナッシュビル フィラデルフィア ピッツバーグ ポートランド
サンディエゴ サンフランシスコ シアトル ワシントンD.C.
ウィンストンセーラム      
中南米
ブラジル クリチバ      
エクアドル グアヤキル キト    
メキシコ アグアスカリエンテス グアダラハラ レオン モンテレイ

ハードシップに関するコンサルタントコラム

海外派遣における人事課題の解決をサポート

マーサーは、国籍・国・地域を問わず、適正なコスト・適材適所で海外に人材を配置し、その機会を通じて人材を開発・育成する、このような海外派遣の実現に主眼を置いています。海外派遣者処遇に関するデータ提供、グローバルモビリティ戦略コンサルティング等を通じて、海外人事を支援します。
  • 2分でわかるマーサーの海外派遣者処遇サービス
    海外派遣者処遇サービスの詳細はこちらからご確認ください
  • 生計費指数

    海外派遣者の給与を決定する場合、現地政府発表の物価指標だけでなく、為替・インフレの変動を適切に反映させ、より海外派遣社員の生活実態に合った信頼できる生計費情報が必要とされます。

    マーサーでは、この問題を解決するために生計費情報として1993年よりマーサーが提供している「世界生計費レポート」と、1990年より旧横河ORCが提供してきたICSサービスに基づく任地データを提供しております。どちらも海外派遣者給与の基本的な考え方である「購買力補償方式」を実現することができます。

  • 世界生活環境(ハードシップ)指数

    企業が海外に人を派遣するにあたっては、現地の生計費のみならず、生活環境をも常に把握しておく必要があります。また、派遣都市間および日本との生活環境差(ハードシップ)を、必要に応じ給与に反映させるべきとマーサーは考えます。

    それら現地の生活環境やその格差を客観的かつ定量的に把握し、都市間の格差を指数化することを目的に開発されたのが、「世界生活環境レポート」です。また、日本人駐在員用の駐在地の生活環境について、恣意性を排し客観的かつ継続的に第三者の立場で評価しスコア化した評価ツールとしての「都市別ハードシップ評価スコア」などがあります。

  • 市場・プラクティスデータ「海外派遣規程および福利厚生制度調査レポート(IAPPS)」

    企業が海外に社員を派遣する場合、本国から離れた勤務という特殊な事情から、海外派遣規程を整備し、海外派遣者特有の福利厚生制度を設ける必要があります。

    マーサーの「海外派遣規程および福利厚生制度調査」は、海外派遣者に関する人事・給与・福利厚生制度の最新の動向を把握し、自社制度の見直しや課題の洗い出しにご利用いただくことを目的に実施している調査です。

  • 海外派遣者の情報管理・給与計算アウトソーシング・サービス

    海外派遣者の情報管理と給与計算業務をマーサーのプロフェッショナルがサポートするアウトソーシング・サービスをご提供しています。

    海外進出規模の拡大に伴って煩雑化する海外派遣者の管理業務をサポートします。

  • 海外派遣者処遇に関するコンサルティングサポート
    各社の現行制度のポイントや問題点の把握、また購買力補償方式に基づいた海外派遣者処遇の構築などをより効率的、効果的に行うことができるよう、各種のコンサルティングサポートをご提供しています。 各社の事情や考えに合わせ、より短期間でスムーズな新体系の構築と立ち上げをサポートします。
関連提供サービス